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教科書検定意見の撤回を求める県民大会の実行委員会は大江・岩波裁判の判決を受け、4月16日、政府に軍命を削除した検定意見の撤回を求めることを決めました。
4日に県議会内で開いた協議で県民大会の実行委員会は「文部科学省が教科書検定見直しの根拠とした元戦隊長の証言は、大江・岩波裁判の判決で崩れた。政府の対応に対して司法の立場から是正を求めるものとなった」との認識で一致しました。
そして16日に福田総理や文部科学大臣ら関係閣僚に対し、再度、沖縄戦集団自決で軍の命令はなかったとする検定意見の撤回と、教科書から削除された日本軍による直接的な強制の文言を入れるよう要請することを決めました。