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沖縄尚学の快進撃が止まりません。センバツ甲子園はきょう準々決勝を行い、沖縄尚学が素晴らしい野球で甲子園を沸かせ、ベスト4進出です!

棚原記者「宜野座高校以来7年ぶりの県勢ベスト4進出をかけて、沖尚ナインが名門天理と対戦します。アルプスには仲井真県知事も駆けつけ、声援を送ります!」

きょうの沖尚の先発はエース東浜選手ではなく、左の上原亘投手でした。二人はここまで互いに切磋琢磨してきたライバル。

上原亘投手「東浜が活躍しているのを見て自分も活躍したいと思うので、そういうことからライバル心もあります」

東浜巨投手「ちょっと緊張しているとは思うんですけど、自分も最初は緊張したので、気楽に投げて欲しいです。亘に任せています」

その上原投手、緊張からか、立ち上がりに苦しみ、2回には天理に先制点を許してしまいます。しかし、沖尚はその上原投手を仲間が支えました。

西銘生悟主将「自分が上原を助けるくらい、声をかけて守って打っていきたいです」

3回の表、沖尚は1番・伊古選手がレフトオーバーの3ベースヒットで塁に出ると、2番・伊志嶺選手のタイムリーで同点!続くキャプテン西銘選手もタイムリーを放ち、2対1。逆転に成功します。

5回、上原投手に代わり、エース東浜選手がマウンドに立つと、大会ナンバー1右腕のピッチングを披露。さらに、鉄壁の守りも加わって、強力天理打線に追加点を許しません。

東浜投手は、8回に左ヒザに打球を受け、一瞬甲子園が凍りつく場面も。しかし、気迫のピッチングで後続を断ちます。

9回にはラストバッター高甫選手のタイムリーで駄目押しの4点目を挙げて、4対2。

奇しくも、9年前の沖縄尚学の準々決勝の時と同じスコアで勝負を決めて、明日の準決勝に進出。9年前の奇跡にまた一歩近づきました。

東浜巨投手「最初の4回を上原が投げてくれているので、後の5回は全力で抑えに行こうということで、きょうはとっても気持ちが楽に投げられました。後、残り2試合は気迫で投げていきたいです」

上原亘投手「少し緊張してしまったんですけど、次に生かせるピッチングがきょうは出来たと思います。次立ったときは、本来の自分の本来のピッチングが出来るようにしたいです」

ベスト4に勝ち名乗りをあげた沖尚。明日は兵庫の東洋大姫路と第2試合で対戦します。