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離島や遠隔地から治療を受けに来る子どもたちの家族を支援しようと、県立南部医療センターの隣に家族向けの宿泊施設が完成しました。

ファミリーハウス「がじゅまるの家」は入院患者の要望などを受け、沖縄電力がグループの記念事業として1億5000万円をかけて建設したもので、和室、洋室合わせて10部屋からなっています。

運営は県が委託するNPO法人が行い、宿泊料金は1人1泊1000円で、主に離島や遠隔地から入院している子どもの家族が対象です。

27日、関係者が集まって竣工式があり、テープカットで施設の完成を祝い、沖縄電力から仲井真知事に施設の鍵が贈呈されました。

NPO法人わらびの会の儀間小夜子理事は「こういうハウスが病院の近くにできるということは、子どもにとっても『お母さん近くにいるから』ということで、子どもも安心できます」と話していました。

入院患者の家族向け宿泊施設は県内では初めてで、5月ごろから利用できるということです。