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2月に発生した少女暴行事件とその後も相次ぐアメリカ兵による事件・事故に抗議する県民大会が23日、北谷町で開かれました。

記者・岸本貴博「この大雨の中、会場に収まらないほど集まった大勢の人たちが、アメリカ兵による凶悪事件に怒りの声をぶつけています」

大会にはおよそ6000人(主催者発表)が参加。このうち70代の女性は取材に対して、「昔も今も、戦後60年以上抗議を続けて、いつこんなことが終わるのかという思いが一杯です」と、憤りの表情を見せていました。

大会では2002年に横須賀市でアメリカ兵の暴行を受けたオーストラリア人女性も壇上に上がり、「毎日・毎晩・何年も(事件のことを)死ぬまで忘れることができません」と、声を絞り出すように訴えていました。

このあと大会ではアメリカ軍優先の日米地位協定の抜本的な見直しや実効性のある再発防止策の提示などを盛り込んだ抗議決議を可決。実行委員会がこの決議を携え、4月に上京し、政府に要請します。