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Theスポーツ 沖尚初戦の聖光学院戦力分析

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全国36校の代表校が出場する「第80回センバツ高校野球」は先週、注目の組合せ抽選会の結果、沖尚の初戦の相手は聖光学院に決まりました。いったい、聖光学院とはどんなチームなのか?そして挑む沖尚ナインの力は?初戦の見どころを探りました。

先週行われた抽選会で、沖縄尚学の対戦相手に決まった東北代表、私立・聖光学院。

雪がグラウンドを覆い、沖縄とはまったく違う厳しい冬を乗り越え、福島県勢初の3季連続甲子園出場を果たした聖光学院の注目は、投手陣の層の厚さ。

エースの仲田浩人投手は去年の夏の甲子園も経験。球速こそ130キロ台半ばながら、チェンジアップなど変化球を駆使し、緩急をつけたピッチングと抜群のコントロールを誇る技巧派タイプ。

また、同じく甲子園を経験している左腕の佐藤竜哉投手や、将来のエース候補と期待される2年生の横山貴明投手など、エースを奪い合う程、投手陣は充実している

一方、打撃では、主将で4番を張るライトの左打ち、黒羽剛広選手が要注意。打率は4割4分8厘で長打力もあるバッター。

さらに黒羽選手と同じ打率で、攻撃の核となる1番バッター、センターで俊足の菅野修平選手も注目だ。

ここで両チームのデータを比較してみると、チーム打率では沖尚の3割1分0厘に対し、聖光学院は3割3分0厘とやや上回る。しかし、送りバントやエラーの数を見ると、機動力や守備力は沖尚が上。総合力で沖尚に分がある。

先週土曜日、沖縄尚学は県内で大分のチームと練習試合を行った。

最速146キロ、沖尚エースの東浜巨投手は順調な仕上がりを見せ、最終調整に余念がない。

東浜巨投手「ボールに力強さが加わってきたというか、ボールが速くなっている感じは自分でも受けるので」

今大会、屈指のエースとして注目される東浜投手。奪三振や制球力では全国の上位に位置する。

東浜巨投手「(Q:成長したところは?)一番は精神面だと思います。やっぱりいろんな場面を経験して来ているので、その経験が今は一番の財産」

精神面では、もう一人のエース上原亘投手も成長。最速143キロは、東浜投手との双璧で守りの要となる。

さらに、打撃陣もそれぞれの課題に取り組み成果をあげていて、中でも、秋の九州大会で活躍した、3番のキャプテン西銘生悟選手や、4番の仲宗根一晟選手は注目。そして、固い守備力にも磨きをかけていて、隙はない。

比嘉公也監督「甲子園に向けていい状態じゃないかなと思っています」

出場36校の代表監督の中で、一番若い26歳の比嘉公也監督。

9年前のセンバツ。まだ幼さが残る表情で春のマウンドに立ち、県勢初の全国制覇を達成した時のエースだ。あの感動と喜びを、今度は後輩達と分かち合うため、再び頂点を目指す!

比嘉公也監督「どことあたってもうちがやるべきことは同じだと思うので、対戦相手は意識することなく、自分達の力を発揮することに力を置いていきたいと思います」

那覇空港で壮行激励会

精神面、肉体面も準備万端。沖尚の初戦は26日です。その沖尚ナインがきょう、元気に甲子園に出発しました。

きょう午前、那覇空港で行われた沖縄尚学の壮行激励会。沖尚ナインは、県高野連の関係者や家族が見守る中、あらためて甲子園への決意をかみ締めていました。

大阪に向け出発した沖尚ナイン。あさって19日には甲子園練習が行われます。

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全国36校の代表校が出場する「第80回センバツ高校野球」は先週、注目の組合せ抽選会の結果、沖尚の初戦の相手は聖光学院に決まりました。いったい、聖光学院とはどんなチームなのか?そして挑む沖尚ナインの力は?初戦の見どころを探りました。

先週行われた抽選会で、沖縄尚学の対戦相手に決まった東北代表、私立・聖光学院。

雪がグラウンドを覆い、沖縄とはまったく違う厳しい冬を乗り越え、福島県勢初の3季連続甲子園出場を果たした聖光学院の注目は、投手陣の層の厚さ。

エースの仲田浩人投手は去年の夏の甲子園も経験。球速こそ130キロ台半ばながら、チェンジアップなど変化球を駆使し、緩急をつけたピッチングと抜群のコントロールを誇る技巧派タイプ。

また、同じく甲子園を経験している左腕の佐藤竜哉投手や、将来のエース候補と期待される2年生の横山貴明投手など、エースを奪い合う程、投手陣は充実している

一方、打撃では、主将で4番を張るライトの左打ち、黒羽剛広選手が要注意。打率は4割4分8厘で長打力もあるバッター。

さらに黒羽選手と同じ打率で、攻撃の核となる1番バッター、センターで俊足の菅野修平選手も注目だ。

ここで両チームのデータを比較してみると、チーム打率では沖尚の3割1分0厘に対し、聖光学院は3割3分0厘とやや上回る。しかし、送りバントやエラーの数を見ると、機動力や守備力は沖尚が上。総合力で沖尚に分がある。

先週土曜日、沖縄尚学は県内で大分のチームと練習試合を行った。

最速146キロ、沖尚エースの東浜巨投手は順調な仕上がりを見せ、最終調整に余念がない。

東浜巨投手「ボールに力強さが加わってきたというか、ボールが速くなっている感じは自分でも受けるので」

今大会、屈指のエースとして注目される東浜投手。奪三振や制球力では全国の上位に位置する。

東浜巨投手「(Q:成長したところは?)一番は精神面だと思います。やっぱりいろんな場面を経験して来ているので、その経験が今は一番の財産」

精神面では、もう一人のエース上原亘投手も成長。最速143キロは、東浜投手との双璧で守りの要となる。

さらに、打撃陣もそれぞれの課題に取り組み成果をあげていて、中でも、秋の九州大会で活躍した、3番のキャプテン西銘生悟選手や、4番の仲宗根一晟選手は注目。そして、固い守備力にも磨きをかけていて、隙はない。

比嘉公也監督「甲子園に向けていい状態じゃないかなと思っています」

出場36校の代表監督の中で、一番若い26歳の比嘉公也監督。

9年前のセンバツ。まだ幼さが残る表情で春のマウンドに立ち、県勢初の全国制覇を達成した時のエースだ。あの感動と喜びを、今度は後輩達と分かち合うため、再び頂点を目指す!

比嘉公也監督「どことあたってもうちがやるべきことは同じだと思うので、対戦相手は意識することなく、自分達の力を発揮することに力を置いていきたいと思います」

那覇空港で壮行激励会

精神面、肉体面も準備万端。沖尚の初戦は26日です。その沖尚ナインがきょう、元気に甲子園に出発しました。

きょう午前、那覇空港で行われた沖縄尚学の壮行激励会。沖尚ナインは、県高野連の関係者や家族が見守る中、あらためて甲子園への決意をかみ締めていました。

大阪に向け出発した沖尚ナイン。あさって19日には甲子園練習が行われます。

ビーチサッカーW杯代表選考合宿

続いて、ビーチサッカーです。今年7月にフランスのマルセイユで開催されるワールドカップの日本代表候補の合宿が行われました。

今年2回目となるビーチサッカーの日本代表候補の合宿には13人が参加。その多くが沖縄のチームに所属する選手で、今回新たにチームを率いる河原塚新監督も県内のソーマプライアに所属しています。

ビーチサッカーワールドカップは2005年に初めて開催され、日本は初大会でベスト4に入るも、その後、成績は下降気味。巻き返しに期待がかかります。

注目の選手は、代表に選ばれれば4大会連続出場の吉井勝宏選手や、第1回大会以来の出場で意気込む若林邦広選手など、県内チーム出身の選手が中心となって、世界の強豪と対戦します。

4月上旬までに代表12人が選ばれ、5月からはワールドカップのアジア予選がスタートします。