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紅型や木工などのプロを目指し、研修を受けている人たちの作品を紹介する展示会が12日から那覇市で開かれています。

展示会は工芸技術支援センターの研修生たちの作品を紹介しようと開かれているもので、初日の12日は関係者がテープカットをして幕を開けました。

滑らかな曲線とつややかな美しい木目が目を引く椅子はほとんど機械を使わず職人の手仕事で仕上げられていて、木工作家を目指す50代の男性が作りました。

会場にはこうした木工製品や染織物漆工芸品など、およそ140点が紹介されています。

伝統工芸の世界でも、最近では生活に利用しやすいものなど消費者のニーズにあった作品の開発などが課題になっていて、染織物は洋服にもアレンジできるもの、木工製品は天然素材を使った安全に配慮したものなどに注目が集まっているということです。

この展示会は3月17日まで開かれています。