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お彼岸を前に、県内産の菊の全国に向けての出荷が、最盛期を迎えています。「太陽の花」として定着している県内産の菊。特に小菊は、全国シェアの9割を占めています。
那覇空港貨物ターミナルでは11日未明、チャーター便に大菊、小菊など、80万本が積み込まれ、全国に向けて送られました。13日には、160万本が出荷される予定です。
航空便と船便を合わせた今年の出荷量は、根付け前の長雨の影響で去年より1割減っているものの原油の高騰で本土の生産地の生産量が減って全国的に品薄となっているため大幅な出荷額の減少にはならない見通しです。
県花卉園芸農業協同組合では、「県内産の菊は、全国の生産者や市場関係者から高く評価されているが、今後は、消費者にも知ってもらうよう努力したい」と話しています。