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WTO世界貿易機関の農業交渉の経過を知ってもらおうと、農業団体などを対象にした説明会が5日、那覇市で開かれました。
これは沖縄総合事務局が開いたもので、農業団体などからおよそ60人が参加しました。
WTOの農業交渉では関税が高いものほど税を引き下げる方向で、話し合われていますが、一方で、競争力が弱く保護が必要な主要農産物については「重要品目」として例外的に税の引き下げを抑えることで合意されています。
しかし、米など関税が高い農産物が多い日本の場合「重要品目」がわずかに限定されてしまうと輸出攻撃にさらされるものと、政府は懸念しています。
沖縄では砂糖や牛肉などの保護を政府に求めていて、会場の参加者からも「砂糖を重要品目に加えてほしい」との要望が上がっていました。