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文豪・夏目漱石や森鴎外などにも愛されたという端渓すずりの魅力を紹介する展示会が那覇市のデパートで開かれています。

端渓すずりは中国広東省でとれる端渓石で作ったすずりで、簡単に墨がおろせると書家や文豪たちに愛用されてきました。

会場では500年前に作られたという300万円以上の価値がつけられた古端渓から10万円台のものまで、およそ200点が並んでいます。

端渓すずりの魅力は使いやすさだけではなく、装飾の細かさや石そのものがもつ紋様の美しさ。実際に見たり手にとったりする事で、多くの書家や文豪たちをとりこにしてきたその魅力を感じることができます。