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県内の公立高校では一斉に卒業式があり、あわせて１万4600人あまりが晴れの日を迎えました。
県内61の高校では１日午前卒業式があり、あわせて１万4687人が学び舎を後にしました。
このうち県立那覇商業高校では在校生に迎えられて341人が式に臨み、内原校長から笑顔で卒業証書を受け取っていました。卒業生のおよそ90パーセントが大学や短大などの進学を希望しています。これは県内での就職志向が強いものの求人が少ないためで、ここにも厳しい雇用状況が表れた形です。
興南高校では今年プロを目指す、女子ゴルフの宮里美香さんも卒業しました。卒業生の中には去年の夏の甲子園に24年ぶりに出場し、爽やかなプレーを見せた野球部員もいて、思い出が詰まった３年間の学園生活をかみ締めていました。