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アメリカ海兵隊憲兵隊の日本人警備隊員が拳銃を携帯したまま民間地を移動していた問題で、海兵隊は、日本側の事前の中止要請を無視して強行していたことが分かりました。これは28日、この問題を受けて緊急に行われた全駐労の抗議に対して、沖縄防衛局側が回答し明らかになったものです。

対応した赤嶺邦男労務管理官によりますと、民間地での拳銃携帯について、2月8日に海兵隊から沖縄防衛局に連絡があり、これを受けて防衛局はすぐに中止を求めたということです。しかし警備隊員らは11日と12日の2日間にわたって拳銃を携帯しまま、民間地を移動しています。

防衛局は、13日にも中止を申し入れましたが、その際に海兵隊は「やっていない」と偽っていたということです。アメリカ軍はいまだこの民間地域での拳銃携帯方針を撤回しておらず、防衛局は28日もアメリカ軍にあらためて中止を求めています。