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アメリカ海兵隊員による少女暴行事件に抗議するため18日に上京した県議会の代表らは、17日と18日に相次いで発生した海兵隊員による住居侵入や酒酔い運転についても触れ、「綱紀粛正は名ばかり」と抗議しました。
防衛省を訪れた県議会米軍基地関係特別委員会のメンバーは、石破防衛大臣に対し、議会で全会一致で可決した抗議文を手渡し、再発防止策の徹底を政府からも強く要求するよう申し入れました。
要請後、特別委員会の親川盛一委員長は記者団に対し「より具体的な対策を。例えばプログラムにおいてもこれまでの(兵士教育)プログラムのどこに欠点があったのか、それをどう改善していくのか、より具体的にしていかないと、この問題は解決しないと話をした」と述べました。
また、委員会のメンバーは、海兵隊員2人が17日と18日にも酒酔い運転と住居侵入の現行犯で相次いで逮捕された事件にも触れ、「綱紀粛正は全く名ばかりだ」と非難。
石破大臣はこの件について「誠に申し訳ない」と謝罪し、目に見える形での改善策を政府として示したいと回答したということです。
この後、委員会のメンバーは安里副知事や儀武金武町長と合流して内閣府を訪れ、岸田沖縄担当大臣に対し、政府が本腰を入れて問題の解決に取り組むよう要請、大臣もこれを約束しました。