※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
アメリカ海兵隊員による少女暴行事件で、沖縄弁護士会は15日、緊急の抗議声明を発表しました。
沖縄弁護士会の池田修副会長は「米兵による女子中学生の尊厳を踏みにじる悪質な性犯罪に対して、強く抗議する」「米兵による今回の事件をなくすためには、在沖米軍基地を整理縮小することこそ最も大事なことである」と訴えました。
沖縄弁護士会は95年の暴行事件以降もアメリカ兵による女性を狙った凶悪犯罪が後を絶たない現状を指摘。これはアメリカ軍基地が沖縄にあることが根本的な問題だとする見解を示しました。
その上で、アメリカ軍はもはや綱紀粛正だけで解決するものでないことを認識し、軍人軍属の凶悪犯罪の根絶に向けて実効性のある施策を示し、ただちに実施すべきだと強く求めています。
抗議声明は、週明けにも在日アメリカ軍や日米政府の関係機関に郵送するという事です。