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きょう2月7日は旧暦の1月1日、旧正月です。海人の街・糸満では、朝早くから新年を迎えた雰囲気に包まれています。旧正月の朝、糸満市の港では、漁船に色とりどりの大漁旗が松や竹と共に飾り付けられ、漁師たちは漁船に供え物をしたり、お神酒をかけてこの一年の大漁と航海の安全を祈りました。

一方、女性たちは米や酒、線香を入れたビンシーと呼ばれる箱を手に海の神が祀られているといわれる白銀堂に次々と訪れ、家内安全を願って手を合わせる光景が見られました。白銀堂を訪れた女性は「健康祈願、無事過ごせますように。去年のお礼をしました。旧正月になるとこちらから始まりますね。」「やっぱり気分は旧正月がいいね。今まで旧正月でやってきたからね」と話していました。

新正月がすっかり定着している中で、昔ながらの風習を守る糸満市内はきょう一日、一年の幸せを願う人々でにぎわいます。