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5日に福島県のコープで回収した中国産ギョーザから、新たにジクロルボスという農薬が検出された問題。コープおきなわが県内で販売された商品を独自に検査した結果、これまでのところ毒物は検出されていません。
ジクロルボスは去年6月3日に中国で製造された「コープ手作り餃子」から検出されました。これを受けてコープ沖縄が調査したところ、同じ日に製造された商品が契約している組合員の共同購入で288袋販売されていました。
コープ沖縄によりますと、これまでギョーザを食べて体調不良を訴えた人の中から回収した商品にこの日に製造されたものはなく、独自に検査した結果、これまでのところジクロルボスは検出されていないということです。
一方、県薬務衛生課も新たに農薬が検出されたことを受け、県の衛生環境研究所で体調不良を訴えた人の食べ残しの再検査を始めています。
県内ではこれまでにギョーザを食べて病院で診察を受けたり、体調不良を訴えた人の数は、あわせて122人に上っています。