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沖縄防衛局のトップに新しく就任した真部朗局長が就任会見を開き、普天間の移設計画について「地元の理解を得ながら着実に進めたい」と抱負を語りました。

真部朗局長は富山県出身の50歳。1982年に防衛庁に入り、これまで防衛政策課の研究室長や大臣官房で米軍再編の調整官などを歴任してきました。

沖縄防衛局長への就任にあたって、真部局長は「普天間基地の名護市辺野古への早期移設が日米の安全保障にとって不可欠」という考えを強調しました。

その上で、仲井真知事が新しい基地の滑走路の沖合いへの移動を求めていることについては「(日米合意計画を)変更するのであれば、何か合理的な理由が必要」とけん制しました。

また、名護市が再編交付金の対象から外れていることについては「名護市は政府の考え方と違いがある」と述べ、政府の計画への協力を求める姿勢を示しました。