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県は、検査入院していた浦添市の男の子が食べたギョウザの残りからは農薬の成分は検出されなかったと発表しました。

浦添市内に住む6歳の男の子は1月28日の夜、県内のコープで購入した冷凍ギョーザを食べた後、嘔吐やじんましんといった症状が出たため、病院で診察を受けました。

県は、この男の子が食べ残したギョーザを31日に衛生環境研究所に送り、体に有害なものが入っていないか検査していましたが、1日午後、「農薬などの成分は検出されなかった」と発表しました。

県は「この男の子が食べた中国産のギョーザと体調の変化に因果関係はない」と結論付け、これ以上の精密検査はしない方針です。

さらに県内では、新たに沖縄市内に住む親子が同じ種類のギョーザを食べた後に腹痛や下痢の症状を訴え、検査入院していたことが分かりましたが、検査の結果、この食べ残しからも農薬は検出されませんでした。

県薬務衛生課ではこの他、伊是名村の家族3人が食べたギョーザの残りについて、有害な物質が入っていないか検査します。