※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

工業高校で3年間料理を学んだ高校生たちがその成果を発表しようと、両親を招いて料理の腕を振るいました。

美里工業高校で開かれた発表会では、この春卒業する調理科の3年生38人がお造りや手まり寿司、西洋料理のオードブルなど、本格的なメニューに挑戦しました。

この発表会にはこれまでお世話になった先生や両親に対する感謝の気持ちが込められていて、きょうは保護者も招かれ、生徒たちが作った料理を試食しました。

包丁でケガをしたり、味付けが上手くいかなくて落ち込んだりする生徒たちを影ながら見守ってきたお父さんやお母さん。料理から伝わるわが子の成長ぶりに涙ぐむ姿も見られました。

3月には学び舎を巣立っていく生徒たち。およそ半分が進学、半分が就職と違う道を進みますが、料理を通して学んだ仲間の大切さ、物を作ることの喜びは卒業しても忘れないと話していました。