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名護市辺野古での基地建設に伴う環境アセスの国の方法書に対し、環境の専門家でつくる県の審査会は、方法書の書き直しを強く求める答申を県に提出しました。
今回の答申は環境アセス法の対象となる埋め立て部分に関するもので「直前になって150ページもの追加資料を提出するなど、的確な答申は困難で方法書の書き直させる必要がある」と前回よりも踏み込んだ表現で書き直しを求めています。
また、現在国が進めている現場海域での事前調査についても環境への影響が懸念されると中止を求めています。
答申を受けた知念文化環境部長も「直前の追加資料の提出は、審査に混乱をきたし誠に遺憾」とした上で「答申を十分に踏まえて知事意見を提出したい」と話しました。
津嘉山会長「きちんと審査ができるようなかたちで、もう一度出してくださいということを明確に伝えたい」
一方、沖縄平和市民連絡会のメンバーおよそ30人はきょう午後に県庁を訪れ、「答申の内容を踏まえ、知事は自らの言葉で沖縄防衛局に強く方法書の書き直しを求めるべきだ」と要請を行いました。仲井真知事は来週月曜日に国に知事意見を提出します。