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おじいおばぁの命薬。きょうは、沖縄の伝統行事を子どもたちに伝えようと励んでいるおばぁちゃんたちです。那覇市の太田文子さん80歳。那覇市金城児童館でこの日行われたイベントそれは、「ムーチー作り」です。旧暦の12月8日にあわせて、おばぁちゃんたちが、子どもたちに「ムーチーの由来」や「作り方」を指導しようと招かれたのです。

「こうして、揉む とうやってごらん!長らく練ると粘りが出て美味しいわけ。」

悪戦苦闘している子どもたちに、もちのこね方や包み方を丁寧に指導している文子さん。子どもたちもおばぁちゃんたちに負けじと必死です。

「こっち来たらね、やっぱり若返る。」

そんな文子さんの命薬は、もちろんこちら!みんなで愛情込めて作ったムーチーです。文子さん、ムーチーを食べて健康になりますようにと祈願することは毎年欠かしたことがないようです。

「ムーチーは、忘れらない、沖縄の伝統を守らんとね。」

地域の人たちや子どもたちと交流することが若さを保つ秘訣なんだそうです。