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事件や事故などで亡くなった人たちの遺品を通して、命の重さを伝える「生命のメッセージ展」が12日から那覇市で開かれます。あす12日からの開催を前に、会場には129人分の写真パネルや生前に愛用していた靴や帽子などが到着、早速、遺族とボランティアが展示に取り掛かりました。
生命のメッセージ展は2000年に神奈川県で起きた交通事故で息子を亡くした母親の呼びかけで、7年前から全国各地で開かれています。
会場には飲酒運転のトラックに追突されて亡くなった3歳と1歳の姉妹が履いていた靴や、ひき逃げされて亡くなった10歳の男の子が書道の授業で書いた『生命』という文字などが展示されました。
沖縄での開催を企画した犯罪被害者支援『ひだまりの会』の代表を務める川満由美さんは、「『生きたかった』という思いを、色々なメッセージから汲み取って欲しい」と語りました。生命のメッセージ展は12日から14日まで開かれます。