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東村高江区に隣接するアメリカ軍北部訓練場でのヘリパッド建設問題で、建設現場のゲートが11日に撤去されました。工事の一時的な中断と見られます。
11日午前8時ごろ、高江区に隣接するヘリパッド建設現場のゲートに沖縄防衛局から委託された業者が訪れ、鉄骨製のゲートやフェンス、大型のブロックなどを取り外し、トラックで運び出しました。この撤去作業は、業者との契約が2月19日で切れることや、環境アセスで国の天然記念物ノグチゲラの繁殖期に当たる3月から5月までの工事の停止が記載されているため、作業を一時的に中断したものと見られています。
ヘリパッドの建設に反対し、ゲート前で座り込みを続けている住民たちは、「工事をさせないために座り込んできた成果だと思う。しかし(国側が)姿勢を変えてどういう手段に出てくるか分からない」と述べ、今後も警戒を続け、建設中止を求める姿勢を示しました。