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金武町キャンプハンセンの都市型訓練施設を基地内の別の場所に移転する計画が、アメリカ軍の訓練のために一年半遅れることがわかりました。
日米両政府は3月までに、伊芸区からわずか300メートルの都市型訓練施設を集落から離れた場所への移転に合意。しかしアメリカ軍が工事のための訓練の停止を拒否したため、施設の完成が一年半ほど遅れ、来年10月頃まで今の場所での実弾を使った射撃訓練が継続されることになりました。
伊芸区の池原区長は「いつ移転できるかと期待もあったが、本当に裏切られたと非常に憤っている」と怒りを表しています。
沖縄防衛局は9日午後に伊芸区に経緯を説明しますが、これまで流れ弾による人身事故も起きている伊芸区は反発を強めています。