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「審査会の答申をしっかり知事意見に反映させてほしい」と、基地建設に反対する市民団体が18日、県に要請しました。
環境の専門家で構成する審査会は17日、沖縄防衛局が辺野古での基地建設に向けて作った環境影響評価の方法書について、「内容に不備が多すぎる」として方法書の作り直しを求める答申を県に提出しました。
18日の要請は、この答申内容を仲井真知事が沖縄防衛局に提出する知事意見に反映させてほしいというもので、「方法書の作り直し」を県としてもはっきり要求してほしいと迫りました。
しかし県の環境政策課の担当者が「方法書の書き直しの為の条件となっている、計画の大幅な変更を国に認めさせることは難しい」と述べたことから、市民団体が県の姿勢を追及する場面もありました。
仲井真知事は21日に知事意見を提出します。