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石垣島と西表島の間に広がる広大なサンゴ礁群落、石西礁湖の再生について話し合う委員会が16日、石垣市で開かれました。石西礁湖は1998年に海水温が上がりサンゴが白化現象による大きなダメージを受けた事から環境省が自然再生事業として乗り出したもので委員会は専門家の意見を聴くため開かれました。
委員会では環境省が来年3月に策定予定の実施計画案を説明し今年夏にもサンゴの白化現象が起きた事や、オニヒトデの被害にも遭っているなど、深刻な状況にある事が報告されました。
又、環境省は国立公園である石西礁湖内が事業計画の範囲であると説明しましたが委員からは、赤土流出による海域汚染がサンゴにダメージを与えているとして陸域の調査を加えるよう要望が出されました。環境省では、再度委員会を開き事業計画を策定する予定です。