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アメリカ政府が15年前に作成した普天間基地の基本計画に欠陥機との指摘が多いアメリカ軍の新型輸送機オスプレイを配備する計画を明記していたことが14日、分かりました。今回見つかったのは1992年にアメリカ海軍省が作成した普天間基地の基本計画。そこには、海兵隊のMV22オスプレイを普天間基地に配備し格納庫も基地の北西の位置に設置することが明記されています。

オスプレイは開発段階から墜落事故が相次ぎ、これまでに30人の犠牲者を出し欠陥機との指摘も多い輸送機ですが、日本政府は、オスプレイの沖縄への配備計画を否定し続けています。

宜野湾市の伊波洋一市長は、「(配備計画を)隠して無くしていくのかというとそうでは無くて、最終的に米軍の言うことを受け入れている」と政府の姿勢を批判しています。ところで14日午前、普天間基地では3年前、沖縄国際大学に墜落炎上したCH53D大型ヘリの同型機が離陸し、住宅地の上空を飛行していくのが確認されました。更に、岩国基地から飛来しているFA18戦闘機が相次いで離陸し、周辺に激しい騒音が響いていました。