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現金の取り扱いが増える年末年始を前に、沖縄市で警察と金融機関合同による強盗訓練が行われました。
拳銃を持った二人の犯人役。一人はカウンターの中に入り、一人は人質をとるなど、まさに迫真の演技。
訓練は沖縄警察署と沖縄銀行美里支店が実施したもので、現金500万円を持って逃げる犯人役に、行員も普段の訓練の成果を活かし、カラーボールを投げて応戦しました。
駆けつけた警察官に対し、行員らは犯人の人相や車のナンバーを伝え、警察官もパトカーの無線で本部に連絡します。警察は車の特徴から緊急配備をしき、およそ30分後沖縄市内で車を発見。犯人役の男2人の身柄を確保しました。
美里支店の支店長は「犯人役の方々も迫真の演技で、想定外に中まで入られてしまって動揺したんですけど、ただこういう訓練がこれからの防犯対策にきっと役立つと考えています」と話していました。
これから年末にかけ、各警察署でも同様の訓練を実施していくことにしています。