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名護市辺野古での基地建設計画に対する県の諮問機関、環境アセス審査会は「国の方法書は内容が十分示されておらず、的確に答申することは困難」との答申案をまとめました。

審査会では、事務局側から知事に提出する答申案の素案が示されました。

素案は37の項目からなり、前文で「防衛局の方法書は内容が十分示されておらず、的確に答申することは困難」と述べた上で、事業内容の具体化に応じたアセス手法の見直しや県への報告を求めています。更に、使用される航空機の機種や飛行経路を明らかにさせるよう、あらためて求めています。

委員からは審査会や知事意見を今回提出すると、県が単に了解したと受け取られ、アセスがどんどん進むのではなどと懸念の声も多く上がりました。