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紅茶で町おこしをしようと栽培を進めている金武町にお茶の専門家が訪れ、紅茶づくりをアドバイスしました。

金武町を訪れたのはお茶どころとして知られる鹿児島県の行政独立法人・野菜茶業研究所の研究員・根角厚司さんらで、儀武町長らと紅茶による町おこしの可能性について意見を交わしました。そのあと「紅ほまれ」と呼ばれる品種が2000本あまり栽培されている畑をたずね、生産者にアドバイスしました。

紅茶の栽培は温暖で赤土の土壌を持つ沖縄に適していて、紅茶が生育すると枝と根が張り、赤土の流出防止にも効果があるということです。

研究員の根角厚司さんは「日本では静岡がお茶の中心だが、緑茶・紅茶・ウーロン茶の栽培に沖縄は適していて、その可能性は高いと思う」話しています。

来年には試験的に葉摘みが行われる予定で、金武町では専門家の協力を得て、琉球紅茶の栽培を広げ、町おこしにつなげたいと話しています。