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差別や偏見などで人権が奪われたハンセン病患者を描いた映画の上映会が28日夜、那覇市で開かれました。この上映会はハンセン病問題ネットワーク沖縄が行ったもので、2007年に製作された映画「新・あつい壁」を上映しました。
作品は55年前、熊本県でハンセン病であることで人権を奪われ、冤罪で殺人犯として死刑が執行された男性の実話を映画化したもので、ハンセン病患者に対する社会の意識が当時と今でどのように変わったのかが描かれています。いわれなき罪と差別・偏見の中で苦しむ主人公の姿を観客はじっと見つめ、ハンセン病問題の重さを改めて感じていた様子でした。
この映画は2008年1月、那覇市や沖縄市、名護市で上映される予定です。