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お金の出入りが活発になる年末に備え、防犯意識をより一層高めようと、22日、県内の金融機関が集まり防犯連絡会議が開かれました。
県警察本部で開かれた会議では現金を狙う強盗のほか、振り込め詐欺など犯罪の場となりやすい金融機関の防犯意識の強化や詐欺の被害を未然に防止する対策などが話し合われました。県内では2007年、10月末現在で振り込め詐欺が111件発生し、被害額は6268万円に上っています。
中でも、実際は融資しないにも関らず、保証金を振込めば融資すると偽って多額の現金を騙し取る保証金詐欺の被害が多く、全体の67%を占めています。会議では、高額の振込みをする客に不振な様子がある場合はすぐに声をかけるなど、被害の未然防止に全力を挙げることを確認しました。