なんとQごろ〜、今回初めて沖縄を飛び出して海外へ出かけたようです。テーマは「お肉」。特にビーフ、牛肉にこだわって取材したようです。そして沖縄とのかかわりとは・・・!?
沖縄の食文化の一つとして観光客にも人気のビーフステーキ。Qごろ〜も大好きです。アメリカの施政権下にあったことから定着したものの、実はその頃から食べられたステーキ用の牛肉はアメリカ産だけではなかったのです。
沖縄での牛肉の文化を調査しようと、市民の台所の公設市場を訪ねたQごろ〜、市場で働く人たちから意外な言葉を耳にしたのです。
市場で働く人「昔からニュージーランドの肉を食べてるよ」
アメリカンビーフやオージービーフはよく知っていたQごろ〜。ニュージーランドという言葉を聞いてちょっと意外な様子です。
そこで、次に向かったのは・・・。
ここには、県内外で作られた和牛、それに海外からはアメリカ産、オーストラリア産、そんな中で・・・、ありました。これがニュージーランド産の牛肉ですね。
サンエー・中西 淳専務「Qごろ〜、これがニュージーランドから輸入しているビーフ、よく見てごらん。牧草だけを食べてるから、病気も少なくて健康な牛ばかりなんだよ」
健康に育ったのなら、きっと安心で美味しいお肉だよ。実は、このニュージーランドビーフ、沖縄で改めて見直されているようなんです。
那覇市内にある飲食店で、ニュージーランドビーフの試食会が開かれていました。招かれたのは、県内のレストランやホテルのシェフ、それにお肉の流通業者のみなさんです。あれあれ、Qごろ〜もその中に混じってちゃっかり食べちゃってますよ。
おじさん「やわらかさはすごい」
ソムリエ・砂川聖子さん「赤みがあってヘルシーで、うまみがあってやわらかくて。ぜひQごろ〜にも食べてほしい」
出されたのは、寿司にアレンジしたものからステーキやパイ包みと、和食からフレンチまで。腕を振るったのはこの店のご主人でフレンチシェフの嘉手川さんです。
かわしげ・嘉手川重利さん「ちょっと日本の和牛の味とは違うんですけど、甘い香りと程よい味、ジューシーさがある。そういう意味では美味しくてヘルシーな肉」
そして会の仕掛け人はこの人、金城誠さん。
金城誠さん「(NZビーフは)作り方とか環境、餌だとか、どういう品種の牛だとか、いろんなストーリーがある。なかなか伝えきれないけど、少しでもこういう機会で伝えていきたい」
この金城さんとQごろ〜との出会いが、Qごろ〜の旅のきっかけとなったのです。
金城さん「どうだいQごろ〜、おいしいだろ。それならニュージーランドに連れてってやろう」
ということで、Qごろ〜のニュージーランド行きが決定!南半球に浮かぶ島国、ニュージーランドへ緊急取材にむかうことになりました。成田空港からはおよそ11時間の空の旅です。
日本のおよそ4分の3の広さに、南島と北島の二つの大きな島があり、人口はわずかにおよそ415万人。首都は北島の南に位置するウェリントン。
一方、南島はというと・・・、観光客にも人気が高いクライストチャーチ。南半球なので日本とは季節が反対で、今はちょうど春から初夏という季節で、どこも花がいっぱい。Qごろ〜は街が一望できるというシンボルの大聖堂へ向かいますが・・・残念、ちょうど改装中でした。
ならば、南の島を空から拝見!いたるところに大自然が残る緑豊かな美しい島。もちろん、沖縄でも味わったビーフも堪能。
そして肥沃な大地に恵まれていてワインの産地でもあります。北島にあるこちらのワイナリーでは、昔ながらの作り方にこだわった高級ワインが造られていました。あっ、Qごろ〜をニュージーランドへ連れて行ってくれた金城さんの姿が。
金城さん「Qごろ〜にはワインはまだ早いから、そろそろニュージーランドビーフの美味しさの秘密を探りにいこうか」
こちらは、一般のご家庭の夕食の風景。自然いっぱいでうらやましいですねぇ。そしてやはりお肉料理は欠かせません。
デビットソンさん宅の子どもたち「Qごろ〜食事を楽しんでる?」
子どもから大人まで大好きなビーフ。金城さんが言っていた作り方、環境、餌など、どんなところに美味しくて安全の秘密があるのか、その続きはあす!
Qごろ〜、美味しい思いをいっぱいしていましたねぇ。それにしても、ニュージーランドの牛肉が復帰前後から沖縄に出回っていたというのは驚きました。昔から縁があったようです。農畜産大国のニュージーランドは、生産した80パーセントを輸出していて、日本も主要な取引先となっています。あすもお楽しみに!