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国民が刑事裁判に参加する裁判員制度が2年後に始まるのを前に、一般の人から裁判員を選出するための模擬手続きが、初めて那覇地方裁判所で行われました。
2009年から始まる裁判員制度は、一般の国民から無作為に選出された候補者が裁判所を訪れて事件の説明を受けた上で、裁判官の面接を経て最終的な裁判員が抽選で選出される仕組みです。
12日に行われたの模擬手続きには、県内のおよそ40社の企業から選出された候補者23人が参加。実際に裁判官と面接を行い、事件の当事者とは関係がないことや、公平な裁判を行うかなどが確認されました。
国内で年間有権者の3500人に1人が裁判員になると試算されていて、制度に対する国民や企業の理解が欠かせないことから、裁判所では今回の内容を検証して、2年後の導入に活かしていくことにしています。