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やんばるの森で違法な林道開設工事が進んでいるとして、県に公金支出の差し止めを求める訴訟の第一回口頭弁論が31日、那覇地裁で行なわれました。
この訴訟は、2003年に出された北部地域森林計画に記載のない林道工事は違法だとし、県に林道開発の中止を求めたものです。
原告の「やんばる林道住民監査請求呼びかけ人会」は工事への税金支出差し止めと、およそ2億6千万円の公金の返還を要求。これに対し県は事業に違法性はないとして、請求の棄却を求めています。
31日の口頭弁論で原告側は、赤土流出が起こり、動物のすみ家が奪われていると訴え、工事が目的化していると主張しました。