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30日未明、嘉手納基地からF-15戦闘機と空中給油機が離陸したことに対し、北谷町議会はきょう31日、臨時議会を開き、抗議決議を採択しました。
30日午前4時前、嘉手納基地からF-15戦闘機6機と空中給油機2機の合わせて8機が次々と離陸し、周辺の住民地域が激しい騒音に包まれました。
31日の臨時議会で、基地対策特別委員会の照屋正治委員長が提案理由を説明。「米軍は運用を工夫すれば、未明の離陸を回避することが十分可能であるにもかかわらず、その努力を怠っている。地域住民の声を無視し、配慮に欠けた基地の運用に町民は強い憤りを禁じえない」と述べました。
さらに、「嘉手納基地ではパラシュート降下訓練や即応訓練も行われるなど、住民は我慢の限界」とも述べ、審議の結果、アメリカ政府と軍に対する抗議決議と日本政府に対する意見書を全会一致で可決しました。