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名護市辺野古での基地建設に関連し、アメリカ政府が新しい基地に長さ200メートル以上の埠頭の建設を要求していることなどがアメリカ政府の資料から明らかになりました。

この資料は基地建設予定地に住むジュゴンの保護を求めて争われている裁判の中で、アメリカ国防総省が提出しました。

資料には基地建設開始から4年後に大浦湾に巨大な堤防を作り、6年後に1600メートルの2本の滑走路の建設を始めること、そして8年後には基地を完成させる計画が具体的に描かれています。また、日本政府は明らかにしていませんが、214メートルの長さを持つ埠頭の建設をアメリカ軍が求めていることも記されています。

ジュゴン裁判の原告団は、この内容は環境影響評価の方法書に盛り込まれていないと指摘しています。