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死傷者９人を出した14日夜の風俗店火災を受けて、那覇市消防本部は16日、辻一帯の同業者の緊急立ち入り検査を実施する方針を決めました。
15日に消防と警察が実施した実況見分の結果、火元は従業員の控え室と判明。火災原因はタバコの火の失火と見られています。
死傷者９人を出した事態を重く見た消防は16日午後、早い時期に辻一帯の個室付き浴場を立ち入り調査すると発表しました。
火事のあった風俗店は火災報知機の電源が切られていたため、非常ベルが作動しませんでした。さらに法律で義務付けらている消防計画書を提出する建物の防火管理者もおらず、消防設備の定期点検報告も怠っていたことが惨事につながったと見て、消防は週明けにも辻一帯の54店舗の防火体制を調査する方針です。