昨日行われた、県小学生柔道大会には、小学1年生から3年生までの低学年の部と、4年生から6年生までの高学年の部に合わせて38チームが出場。男女混合による団体戦が行われました。
山城くん「今までも団体戦で決勝まで行っているから、優勝したいです」
宜野湾署スポーツ少年団Aチームの大将・山城太志くん(小6)!今年5月の県大会で優勝を飾り、現在、県内実力ナンバーワンの選手です。
山城くん「技にも自信があるから、その自信を持って相手を投げるつもりで、どんどん攻めていきたいです」
その山城くんが認めたライバルがいました。
山城くん「(ライバルは)上原大貴くんです」
与那原署若駒励心会柔道部Aチームの大将・上原大貴くん(小6)。
小柄ながらも巧みな技を得意とする上原くん。所属するチームも去年の大会で優勝しています。この二人が準々決勝で顔を合わせました。
さかんに足を狙う上原くんに対し、山城くんはチャンスを待って強引に仕掛け、ライバルを下しました。
この勢いで決勝に勝ち上がった宜野湾署でしたが、決勝戦は互いに譲らず、勝敗の行方は大将戦にゆだねられました。
しかし、ここでも山城は落ち着いた試合運びを展開。相手を袈裟固めで退け、大将の役割をしっかり果たし、県内ナンバーワンの栄冠を手にしました。
山城くん「初めて団体戦で優勝したんで嬉しいです。全国大会でもいい成績を残して、どんどん強くなっていきたいです」
続いては、中学生バドミントンダブルス新人大会。中学1年生と2年生が挑む大会には、男女1000人以上が出場しました。
この時期は中学、高校など、各競技で3年生が引退した後の新人大会が目白押し。
チームにとって新たな1年のスタートにもなる大会だけに、会場では頂点を目指す白熱の試合が繰り広げられました。
この結果、男子は優勝候補の筆頭に名前があがっていた越来中学校の新垣・新里ペアが持ち前の力を発揮し優勝。女子は宮里中学校の赤嶺・森ペアがセットカウント2-0のストレート勝ちを収めています。
ベンガラ色のお馴染みのユニフォームはFC琉球!しかし、こちらはサッカーではなく、今年4月に本格始動したばかりのFC琉球ハンドーボール!
チームの中心はNo20、選手兼GMの田場裕也!県内クラブチームの頂点を決める大会に初出場したチームは、昨日の決勝戦まで駆け上がりました。来年、日本リーグ加盟を目指すチームにとっては、どうしても勝たねばならない一戦でした。
FC琉球はコンビネーションプレーにセットプレー、さらに速攻など、これまでの練習の成果を随所発揮。得点を挙げていきます。
試合は、最後までリードを保ったFC琉球が30対15のダブルスコアで優勝。優勝真価の試される大会で、初の県内タイトルを手にしました。
田場選手「(チーム発足後)初優勝なのでやっぱり嬉しいですね。このチームを結成して半年。半年のわりには大分進歩したと思います。大きな一歩です」
チームは初陣となった今年3月の一般選手権で破れ、周囲の厳しい評価もあっただけに、嬉しい初タイトルです。まだまだ夢は始まったばかりのFC琉球ハンドボール。当面の目標は来年の日本リーグ加盟です。