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教科書検定意見の撤回を求める県民大会の実行委員会は、10月15日と16日に、東京での要請行動を行うことを正式に決定しました。
実行委員会には構成団体の代表が出席。仲里実行委員長から3日の要請行動の報告を受け、第2陣として大規模な要請行動を15日と16日に展開することを決めました。
要請団は100人から200人規模を予定していて、前回の行動での回答を求め、改めて検定意見の撤回と削除された記述の回復を要請する方針です。その際、全国会議員と教科書出版会社などへも同じ要請を行います。
仲里利信実行委員長は「あくまで撤回と記述の回復を求めるということに変わりはない。きょうもその点でみんな一致していた。ブレることはない」と語りました。
一方、渡海文部科学大臣は教科書検定審議会の審議の一部を公開する方向で検討していることを明らかにしました。
ただ委員らは、今回の問題についての対応が先だとして、県民大会の趣旨を実現するまで要請行動を続けたいとしています。