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先島を襲った台風15号による被害総額は、わかっているだけで2億5000万円あまりに上ることが報告されました。

8日に県庁で開かれた台風15号の災害対策本部会議で、仲里副知事は度重なる台風で、電柱の倒壊や土砂崩れといった被害が出ている地域の早急な復旧を指示しました。

台風15号は5日金曜日の夜遅くに宮古・八重山地方を暴風域に巻き込み、石垣市では最大瞬間風速59.6メートルを観測。

この強風によって、あわせて6人が指の骨を折るなどの怪我をし、住宅の一部損壊なども45棟に及びました。

また、農作物もさとうきびや野菜に大きな被害が出て、農林水産業あわせて2億5100万円あまりの被害が出ました。

この他、石垣島や西表島ではあわせて21本の電柱が倒壊し、依然として停電が続いている地域もあることから、県では早い普及作業と被害者支援を継続することにしています。