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沖縄戦で起きた集団自決に関する調査の為、きのう4日から県を訪れている公明党の北側幹事長が、集団自決の体験者2人から直接当時の状況を聞き取りました。
当時6歳だった源 啓介さんは「旧日本軍が島民を一ヶ所に集めて手りゅう弾を渡し、親戚同士がその手りゅう弾をぶつけ合って自決した」と証言。
また、家族4人を集団自決で失った山本幸子さんは「手りゅう弾の一発は敵に、もう一発は自害のために使え」という兵士の命令を今も覚えていて、軍の命令がなければ犠牲者は減らせたはずだと語りました。
2人の証言に北側幹事長は「歴史の事実と県民の怒りは正しく伝えなくてはならない」と述べ、きょう5日午後にも福田総理に直接報告するという事です。