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沖縄戦の集団自決の記述を巡る歴史教科書問題で、仲井真知事は5日の定例記者会見で今後の政府の対応を見ながら、引き続き検定意見の撤回を求めていくと述べました。

これは政府が検定意見の撤回を困難とする姿勢を示していることについて述べたもので、仲井真知事は引き続き記述の復活だけでなく、検定意見の撤回を求めていくとした上で、「長い歴史を含む検定制度の意見があるわけで、その現実を抜きにして一切(県の要望を)動かさないということがありうるのか、ありえないのかは、政府の動きを見てから決めるべきことだと考えておりますが」と述べました。

この問題では、記述の復活ができればいいとする意見と、検定意見の撤回まで求めるべきだという意見が出ていました。