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沖縄戦での集団自決で「軍関与」の記述を削除させた、教科書検定意見の撤回を求める県民大会が、29日午後、宜野湾市で開催されます。県民大会が開かれる宜野湾市海浜公園は朝から夏を思わせるような強い日差しが降り注いでいます。
午後3時から始まる大会を前に、準備に追われる関係者やマスコミ各社の姿が多く見られます。また、すでに一般の参加者と思われる人の姿も確認できます。62年前の沖縄戦で、住民の悲劇の象徴とも言える集団自決について「軍命」の文字が教科書から消されてしまうという沖縄の怒りと、憤りは29日の県民大会へとつながりました。主催者では参加者約5万人を予想していて、参加者には、会場行きの無料バスなど、公共交通機関を利用して欲しいと呼びかけています。