※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

29日の県民大会で集団自決の様子を証言する渡嘉敷島の体験者が、大会をまえに心境を語りました。

証言するのは渡嘉敷在住の吉川嘉勝さんです。6歳の頃、家族や親戚と北山に向かった吉川さんですが手榴弾は不発。「生きよう」と叫んだ母親の声にその場を離れ、命を取り留めました。

吉川さんは「日本軍の手榴弾がなければ多くの人が命を落とすことはなかった」と、事実を克明に伝えたいと訴えました。

さらに「島の集団自決の真相というものは、その周辺でそれを見聞きした人でないとその真相は分からない。教育の流れや色々なものに、色々な思想や考え方、これはあって良いと考えております。ところが事実まで隠蔽するような教育はあってはなりません」と述べました。