今回Qごろ〜が出会ったのは「コーヒー」です。
実は10月1日はコーヒーの日。ブラジルではコーヒーの収穫が終わり、新たなコーヒー年度になる日ということです。
Qごろ〜、今日は秋を探してお散歩です。どんな出会い(発見)があるのかな?楽しみだね!
公園を歩いていると、なんだかいい香りが。何のにおいだろう?Qごろ〜、美味しそうなにおいの出所をつきとめました。
ここだ!というわけでQごろ〜がやってきたのは、オシャレなコーヒー屋さん。ここでコーヒーを飲んで、一休みしましょう。Qごろ〜、コーヒーを飲むのは初めての体験です。
コーヒーインストラクター・新垣孝子さん「いらっしゃい、Qごろ〜」
ここは、コーヒーの専門店「カフェ・ド・カンタータ」。コーヒーインストラクターの資格を持つオーナー・新垣さんが、世界中の豆を自らの舌で選び抜いて仕入れるオリジナルブランド豆で人気のお店です。自家焙煎の豆からコーヒーを淹れてくれます。
おっと、Qごろ〜、こんがりと焙煎された豆がどんな味のコーヒーになるのか楽しみでしょうがない様子。さっそく淹れたてのコーヒーを飲ませてもらうことに。
Qごろ〜「ほろ苦いのに良い香りなの〜。どうすれば美味しいコーヒーになるなの〜?」
そんなQごろ〜のために、オーナーがコーヒーの淹れ方のお手本を見せてくれることになりましたよ。
新垣さん「Qごろ〜、今日は美味しいコーヒーの入れ方を教えますよ」
新垣さん「ハンドドリップの場合は、コーヒー豆が約10グラム。もう入れてありますので挽きます」
ちなみに、豆を挽くミルがあると、新鮮な豆から淹れることができて便利ですが、自宅にない場合はお店で挽いてもらうこともできます。
Qごろ〜「そもそもどうして新鮮な豆がいいなの?」
それはコーヒー豆を長く空気にさらすと酸化してしまうから。お肉を長く空気にさらすと体に良くないのと同じで、コーヒーも味が落ちてしまいます。
さぁ、ここからが淹れ方のコツです。
新垣さん「だいたい90〜95℃くらい。これが理想的な、コーヒーを抽出するのにいい温度になります。それではゆっくり、まず真ん中からお湯を落としていきます」
やかんで沸騰させたお湯をジョボジョボと入れては風味が飛んでしまいます。さて、お湯が豆にいきわたったら蒸らしましょう。この時、豆がじわじわと膨らんできたら、豆が新鮮な証拠です。蒸らしたら、ゆっくり小さな円を書くようにお湯を注ぎます。
新垣さん「豆の中に含まれている美味しいコーヒーの成分をいいところだけをしっかり抽出して、美味しいコーヒーを出すっていうのかな」
ゆっくりお湯を回すと、真ん中が膨らんで雑味を含んだ泡が残ります。勢いよくお湯をかけたものは、泡がなく、雑味がコーヒーに入ってしまっています。
さて、抽出し終わったら、ちょんちょんと落ちるしずくを落としきらないのもポイント。
これでようやく完成!こうしてみると、味わう前にカップに注ぐまでの工程も楽しめそう。これもコーヒーの魅力のひとつなんですね〜。
そして、コーヒーは美味しいだけではなくこんな効果もあります。
新垣さん「頭痛などを持ってる方は緩和されるよっていうふうに、血管が広がりますので。あと排泄効果。利尿作用がすごいんですね。ですからそういう意味で二日酔いにも非常に効果的だと思います」
Qごろ〜「僕もやってみたいなの〜」
Qごろ〜、いつになく勉強熱心。この店はQごろ〜のように美味しいコーヒーの淹れ方を知りたい人のために、勉強会を開いているんだって!さぁ、Qごろ〜も体験入学でお邪魔しますよ!
ここでは、コーヒーに関する知識から教わります。みんなコーヒーが大好きな人たちばかり。はじめは豆の分類から勉強します。生徒の表情も真剣そのもの。さぁ、いよいよQごろ〜もコーヒーを淹れてみますよ!
コーヒーインストラクター・川崎武尚さん「破片が大きすぎると、今度は逆にコーヒーがちゃんと抽出しきれない。そういったポイントがありますので」
豆を挽く時から粒の大きさに細心の注意を払います。これも美味しいコーヒーにたどり着くため。Qごろ〜はちょっと大目に見てもらって、豆は機械で挽きましょう。
川崎さん「細く!できるだけ細くです」
お湯を注ぐ手つきの一つ一つにも、先生の目が光ります。
ゆっくり注ぐと豆が膨らんできて、真ん中に泡が集まってるんだったよね?形になってきたかな??味はどうですか?
生徒「自分のはすごく薄い感じだったんだすけど、先生のはやっぱコク、香り、全然違いました」
やっぱり先生のコーヒーは一味違うんだね。それじゃぁQごろ〜の淹れたコーヒーは?
Qごろ〜「ドキドキなの〜」
「いただきます!ありがとう、おいしかったです」
初めての手作りコーヒーを褒めてもらえました!、良かったねQごろ〜!
コーヒーがすっかりお気に入りになったQごろ〜。また飲みにきた様子。今年の秋はコーヒー三昧だね!