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国際環境保護団体グリーンピースの船・エスペランサ号が沖縄の自然保護を訴えるため那覇港に入港しました。
世界各国をまわって海洋汚染など海の現状を伝えているグリーンピースのエスペランサ号はアラスカ、韓国を経て、26日午前、那覇港に入りました。
今回の入港は辺野古の海にすむ絶滅危惧種のジュゴンを守るとともに、新たな基地建設に反対している地元の現状を広く世界に伝えることが目的です。
エスペランサ号のジョエル・スチュワート船長は記者会見で「アメリカの多くの市民も、ジュゴンのような絶滅の危機に瀕している種が存在しているところに建物を建てることには賛成しないと思う。是非、日本の皆さんも日本政府に対してこのような場所を必ず守るようにと声をあげてほしい」と語りました。
エスペランサ号は10月４日まで沖縄に滞在する予定で、27日は沖縄防衛局に対して「辺野古の基地建設に関する環境アセスは無効だ」と世界から寄せられた２万8000人のメッセージを手渡すことにしています。