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那覇市の小学校の非常勤職員が給食費55万円を着服していたことが明らかになり、21日、市の教育委員会が会見を開いて謝罪しました。
この問題は那覇市の小学校の40代の女性非常勤職員が、去年9月から今年3月にかけ、学校の口座から引き出した給食費を給食センターに送金する際、数回にわたって引き出した額より少ない額を送金し、残った55万円を自分の生活費に充てていたものです。
ことし7月に発覚した同様の着服事件を受けて、市教委が実施した内部調査で新たに判明しました。
桃原致上教育長は「2件もの着服を防止できなかったことを那覇市のすべての皆様にお詫び申し上げます」と謝罪しました。
この職員は20日付けで懲戒免職処分を受けていますが、着服の被害があった学校の保護者には事実を直接報告しておらず、今後、市教委の対応が問われそうです。