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県の災害対策本部会議が県庁で開かれ、台風12号の被害状況は農林水産関係だけでも2億2000万円余りに上ることが報告されました。

県庁で開かれた災害対策本部会議では、まず八重山を直撃した台風12号の被害状況について各部局長が調査結果を公表しました。

それによりますと、農林水水産関係の被害額は速報値であわせて2億2000万円あまり。人的な被害は6人が重軽傷を負い、住宅の被害は石垣島と西表島で全壊が4件、半壊が3件、一部損壊4件などが報告されました。今後、被災者の支援などについて検討される事になります。

ところで台風直撃から一夜明けた石垣島では、市民が壊れた看板の撤去や折れた木の枝などの後片付けに追われていました。

およそ1億5000万円あまりの被害がでたさとうきびは横倒しになった状態。台風通過後の石垣市内では水タンクが落下したり、軽乗用車が横転するなど、台風のすさまじさを物語っていました。今後の調査で被害は拡大すると見られています。