※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
県は13日、アメリカ軍に対して普天間や嘉手納基地での航空機の騒音を減らすよう要請しましたが、アメリカ軍側は『騒音は最小限にとどめている』として改善策は示しませんでした。
13日午後四軍調整官事務所を訪れた県文化環境部の知念建次部長らは、アメリカ軍機の騒音が99年から増加傾向にあり嘉手納基地周辺では15の測定局のうち11ヵ所で環境基準値を上回っているとの調査結果を提示。騒音の軽減策を求めました。
これに対しフランクリン所長は『地域への影響は現時点でも最小限に食い止めている』と答え、騒音を減らすための具体策も示しませんでした。要請後知念部長は、『基準値を超えた状態、ずっとうるさい状態が続いている』と憤りの表情を見せました。嘉手納基地では8月末、そして9月11日と戦闘機の未明の離陸が相次いでいて地元の反発が強まっています。