小学生クラス対抗30人31脚沖縄大会は、いよいよあさっての日曜日、史上最多66チームが出場して行われます。チーム紹介の最終回は、大会2連覇を目指す浦城小学校です!
去年の沖縄大会で優勝を飾り、全国でも準優勝の快挙を達成した浦添市立浦城小学校!学校の中庭には、その勇姿を讃える記念碑も建てられていました。
ディフェンディングチャンピオンとして挑む今年の大会には6年生の2クラスが出場。新学年となった4月から練習を開始した6年2組と5組です。
両チームは、塾や部活などで時間を合わすことが出来ない放課後は練習せず、毎朝7時からの1時間、市の陸上競技場で集中トレーニングに励んできました。
2組を率いるは去年の優勝監督・運天弘和先生。30人31脚に関わり、今年で10年目の節目を迎えます。
運天弘和先生「僕が出来ることは、子ども達のモチベーション。心のスイッチを入れてあげること。それさえ入れれば、何も言わなくてもいい走りをしてくれるんですよね」
「心のスイッチ」を入れるために運天先生は子ども達に毎日ノートを書かせ、練習前に発表させていました。
6年2組女子「みんなは遊んでいるはずの夏休み、私達は練習していることで何かが変わったと思います」
6年2組男子キャプテン「自分たちの目標は県大会で優勝して、全国大会にいって世界記録を出して優勝することだから、きついと思ったことは一度もありません」
『ファイト〜!一発!』
上里亮先生「走るときに、自分がチームのためになれることは何か?考えてごらん」
一方、2組と切磋琢磨しながら優勝を目指すのは上里亮先生率いる6年5組。
2組と同様、お父さん、お母さんが毎朝子ども達をサポート。親と子の二人三脚で大会を目指してきました。
周囲の支えもあって、5組のこれまでの最高タイムは9秒6。2組の最高タイム9秒4との差はわずかにコンマ2秒。ハイレベルな仕上がりを見せています。
月曜日から新学期が始まった浦城小学校。夏休みの間も休まず毎朝練習に励んできましたが・・・。
上里亮先生「遊んだり、30人31脚で、勉強はどうした?」
生徒「やってない、やってない」
元気で明るい子が揃った5組の中で、誰もが認める努力家がいました。それが、上原心くん。
食べることが大好きな心くんですが、そのせいで他の仲間よりも体重が重く、走るのは苦手でした。しかし、チームのためにと、練習に取り組む中で、5キロあまりも体重を減らしたのです。
心くん「今、走っているという実感があるときがとても気持ちいいです」
再び頂点を目指す浦城小学校、大会2連覇の快挙は達成できるのか?
運天先生「子ども達と感動体験を味わえる。子ども達と日本一を目指すことが出来る。4月に出会った子ども達といきなり日本一、世界一を目指す。本当に胸がワクワク、毎日の活力になっています」
『合言葉は世界一!50メートル9秒5!』
さすが優勝候補という感じでしたね。期待できそうです。今度の日曜日に行われる沖縄大会の結果は、来週月曜日のザ・スポーツのコーナーでお伝えします。